2013年06月18日
私の小さいとき(昭和50年代)はミヤタ、丸石、ツノダなどのフラッシャーだろうが、ドロップハンドルの本格的ロードだろうが早そうなスポーツサイクルは全て『ロードマン』と呼んでいました。
うちの近所だけかな?
当時の自転車には赤青のモーラー、べろりと長いフラップやホーンなどでカスタムするのが定番。上級生にもなるとでっかい車用バッテリーを積んでトラックのマーカーランプを点灯させる強者がいたことを思い出します。
そして時はめぐり、数年前から『ロードマン』人気が再燃。私も流川楓に憧れてドロップハンドルの自転車を購入しました。交通法規を遵守しつつ快適迅速に移動が可能で、通勤快速として日夜活躍してもらっています!
ですが。。
スピード重視のため前傾姿勢をとるように設計されたフレームデザイン。。。
この姿勢で、ある程度の時間乗り続けると首がつらくなってきます。(このタイプの自転車にお乗りの方はよくご存じかと思います)
上半身が前傾すればするほど顔は地面ばかり見ることになるので進行方向を見ようと顔を無理にでも上げなくてはならず、首を頸椎伸展位(下の写真)で保持することは首にとって大変負担のかかる姿勢といえます。
このような姿勢の場合上部僧帽筋、胸鎖乳突筋や後頭部の下縁に関係する筋群が疲労を起こすので、肩こり、首こり、頭痛や不良姿勢の形成に至る可能性があります。また、このような状態を続けると筋肉に微小損傷が起き、その後トリガーポイント化する恐れがあります。トリガーポイントが形成されると、そのポイント以外の場所へ関連痛として痛みが拡がることも考えられますので早めのケアはとても大事になってきます。
どうぞ、休みの日に長距離ツーリングの計画をなさっている方がおりましたら、ツーリング前のご自身のメンテナンスとして治療をおすすめいたします。快適なツーリングになるとおもいますよ!