2013年08月10日
気力、体力ともに萎えに萎えたところにゴンヌズバーっと現れた雪渓と水芭蕉はひと時のカンフル剤(カンフルって強心剤だけど、衣装ケース、つづら、茶箱に入れる樟脳と同じだそうです。←本文と関係なし)。
ただし、雪渓がひろがった場所は登山道への踏み跡が見つけづらく右往左往し、三番目の雪渓に出くわした時点でPM6:00に。。泊り予定の清川行人小屋はすぐ近くなのは分っていても、踏み跡が見つけづらい状況で日没にでもなったらと考えると、ふぐりがギューンとなり、焦りを表に出さぬよう平静を装いつつ先に進むと小屋につづく小道と登山道整備のための肩掛けの草刈機を発見!一気に安堵いたしました。
小屋内部はこんな感じ
二階はこんな感じ
小屋には仙台の山岳会の方達、登山道整備の方達、関東方面からイワナ釣りで連泊している方が先に着いてて、挨拶をすませるとテキパキと寝床や食事するスペースを分けていただき、ウドとウルイの味噌汁までごちそうになり非常にありがたかったです。
夕飯は飯盒炊爨で最もベタで最も美味いカレーライス!
ビールで乾杯し、カレーでお腹が満たされると前日からの寝不足もあり、一人づつ寝床に吸い込まれ一気にに深山幽谷の静寂に包みこまれるかとおもいきや、総勢14人の雑魚寝では、いびき、歯ぎしり、うなされている方と賑やかなものでした。
9時間にも及ぶ行動時間、フルマラソンを終えたかのような達成感の中、眠りにつくのでした。(すみません。フルマラソン走ったことありません。イメージです。)
つづく