2013年11月07日
頭が痛い。。
PC入力作業、長時間の書き物、うつむき加減で同一姿勢作業がつづくと肩がこり、おまけに頭痛がしてくるという方を多く見受けられます。
この、肩こり頭痛は頭部、頸部、肩関節、肩甲骨の支持運動に関係する筋肉の緊張が高まり、疲労を起こすことで発症すると考えられています。このような頭痛は「緊張型頭痛」と呼ばれ、頭部、首から肩の頚肩部にトリガーポイント(筋肉中にできた硬結・圧痛のあるポイントで発症部位から離れている場合もあり、その硬結・圧痛部を押圧すると症状の再現性をみることもある 症状の引き金となるポイント)が形成されている場合が多いです。
このような「緊張型頭痛」の治療方針として、原因となっているトリガーポイントのある筋肉を探し出し、鍼灸治療により緊張・収縮を筋紡錘を介して活性化したトリガーポイントを鎮静化します。また頭部の神経(大後頭神経、三叉神経)の過敏な状態を落ち着かせるために特定のツボへ刺鍼することで神経系に影響を与え、体内でエンケファリンやエンドルフィンのように鎮静作用のある化学物質の生産が促進し、セロトニンなど脳内ホルモンを生成することで生体の調子を整えるよう治療いたします。
筋疲労が主な場合、不良姿勢が原因の場合も考えられ頭部~背部~腰部~下肢の広い範囲での筋肉、筋膜の動きの制限を開放する必要があるので適切な手技でのマッサージにより正しい姿勢をつくる必要があると考えます。
うつむき加減の作業の多い方は日頃の予防として、作業中15分置きに30秒間天井を見るようにストレッチすると肩こり症状が軽減すると言われています。
皆さま、お試しください!!!